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難しいからやりがいがある、成長を実感できる仕事。2016年入社 溶接工 西畠 健治 / KENJI NISHIHATA

このインタビューは2019年10月に実施しました。
Q1〜3の回答内容は当時のものです。

黒木工業所に入社を決めた理由は?

工場見学で「溶接」という
仕事の奥深さを知った。

高校は工業高校ではなく普通高校でしたが、父に薦められたこともあり、父の母校の工業系の大学に進学しました。
溶接は「金属と金属をくっつけること」という程度にしか思っていませんでしたが、大学生活の中で黒木工業所を見学したときに、「くっつける」以外の溶接技法で2〜3m以上の大きな機械を補修している場面を目の当たりにしたことで「溶接」という仕事の奥深さを知り、興味を持つようになりました。それがきっかけで黒木工業所に入社して、4年目になります。会社の雰囲気も良くて、仕事は楽しいですね。

仕事のポリシーは?

欠陥やミスがない仕事を心がける。

まず安全第一に考え、保護具を着用し安全かつ危険を予知し作業をしなければいけません。私が担当する溶接の仕事は、稼働して摩耗した機械部品を溶接技術を駆使して補修することです。自分の体よりも何倍も大きいものや、急を要する仕事は複数人で一緒に作業しますが、基本的に一人で作業することが多いです。
作業内容は、まず持ち込まれた製品の手入れ・検査を行い、その後、製品の摩耗状態を確認してから溶接作業に移るという流れです。指示された内容通りに、とにかく欠陥やミスがないように心がけながら一人集中して作業するので、あっという間に時間が経ってしまうことが多いです。
また、私たちの工場まで運搬するのが難しいものや運搬できない機械部品の補修依頼が入った場合は、その現場に出向いてお客様の工場内で作業を行います。普段会社で作業するよりも緊張しますが、その出向いての作業の時は、実際に自分たちが今まで修理を行った部品がどこでどのように使われているのか見て確認することができます。それを通して社会にどのように自分の仕事が役に立っているのか知ることができるので、補修をやり終えた後の達成感は大きいです。

黒木工業所の魅力は?

技術だけでなく、
「考え方」も成長できる。

この仕事は補修する部品や補修箇所が毎回違うので、まだまだ初めての補修ケースに出くわすことが多くあり、「今回はどうやって溶接しようか?」と悩むことが未だにあります。入社4年目となり、溶接の技術はそれなりに成長したと思いますが、その技術を使う前に手が止まってしまうのです。
そんな中で最近感じ始めたのは、溶接の技術を磨くことも大事ですが、それ以上に補修の方法や手順の「考え方」が大事だということです。先輩方は技術もすごいですが、技術以上に発想や考え方が私とはぜんぜん違います。私も今後は「考える力」を磨くことを意識しながら毎日成長していき、先輩方に少しでも追いつきたいです。
技術だけでなく「考え方」も成長できる、そのことを実感できるこの仕事は簡単ではないですがとても面白いです。日々自分の成長を実感していける仕事がある、それが黒木工業所の魅力だと思います。

繋げるだけが溶接じゃない  西畠 健治
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